大豆からお豆腐を作ってみよう!
「大豆から作るお豆腐セット」をご案内します。
私どもで契約栽培していただいております、越前大野産大豆「サトウイラズ」と、伊豆大島産天然にがりと、型箱と木綿のセットです。
大豆を水に浸す→大豆をつぶす→生呉を煮る→豆乳をしぼる→にがりを打つ→上澄みを取る→型箱に入れる→出来上がりまで、まさに山下ミツ商店の豆腐作りのミニチュア版です。
はっきり書かせていただくと「そう簡単には美味く出来ません」が、豆腐作りの難しさと同時に楽しさを感じることができます。
是非、チャレンジしてみてください。
用意するもの
【材料】
・大豆300g
・にがり20cc
【道具】
・手作り豆腐キット(型箱・こし布・型布)
・ミキサー
・温度計
・木べら
・大鍋(6L以上。大きいほうが良い)
・ボール
・ざる
・おたま
・ゴム手袋
手作り豆腐の作り方
大豆を洗い、6カップの水につけます。夏だと半日、冬は丸一日が目安です。
※『水につける時間+気温=25〜30』という式が目安です。
水を吸った豆は、約2倍に膨らみます。
水につけた直後 | 吸水した大豆 | 左:吸水前 右:吸水後 |
水を吸った大豆に、同量くらいの水を加え、ミキサー(強)で2分弱、すりつぶします。
これを、『生呉(なまご)』といいます。
大豆と同量の水をミキサーへ | すりつぶし | 生呉 |
大鍋に6カップの水を煮立たせておき、生呉を入れます。焦げやすいので、木のヘラで底からかき回しながら、強火で煮ます。
沸騰したらカサが増すので、吹きこぼれないように注意してください。
水が沸騰したら生呉を入れる | 沸騰してカサが増した所 | ※消泡剤=泡を消す化学薬品 |
煮上がった呉をさらし布に入れて絞ります。熱いので、袋をザルに乗せ、左手で袋を締めながら、右手でヘラを使って押し絞ります。
最後は、2カップの水に袋ごとつけてさましながら、手で何回も絞ると、ムダなく豆乳がとれます。熱いので、ゴム手袋着用をおすすめします。
しぼり汁が豆乳で、袋に残ったのがオカラです。
水で冷まして・・・ | 手で絞る | 絞った後の豆乳分 |
海にがり20ccに、水80ccを加え、5倍に薄めた100ccのにがり液を作ります。
豆乳を弱火にかけ、鍋底をかき回しながら、70〜75℃に暖め、火を止めます。
木ベラで豆乳を十文字に混ぜながら、ニガリ液を半分ほど入れます。
ゆっくり混ぜながら、少しずつ、ムラなく加えていきます。
豆乳分が凝固して1〜2箇所、透明なところができたらニガリ液を入れるのを止めます。
ニガリ液を入れながら混ぜる | 70〜75℃で火をとめる | 凝固分と、透明な上澄み |
10分くらいフタをして静置したあと、淡黄白色の上澄みをすくい出します。
この液は、甘くておいしいです。もし苦味があったらニガリ液の入れすぎです。
凝固した豆乳分は、プルプルした感じです。
フタをして10分静置 | 淡黄白色の上澄み | 上澄みをすくい出す |
型箱に、型布を十文字に敷き、豆乳分をお玉ですくって入れます。
型布を十文字に敷く | 豆乳分を型箱に入れる | 入れたところ |
型布を折りたたんで、上フタを乗せ、コップに水を入れて重石とします。重石が重いほど、時間をかけるほど、固い豆腐になります。
型布をたたみ、フタを乗せる | 水入りコップで重石 | 水分が押し出される |
30分ほどしてから、水の中で型箱を外します。
水にさらすと甘みがとけてしまいますので、早めに水から上げて、冷蔵庫に移して下さい。
水の中ではずします | 水にあけたところ | できあがった豆腐 |
この型箱で、ちょうど2丁分のお豆腐ができます。断面は、きめ細かく、どっしりとした、まさに「ミツの堅豆腐」!お好みの薬味で冷奴にするもよし、お鍋に入れるのもよし、美味しく召し上がっていただけます。
自宅でお豆腐作りはこのセットで決まり!
■セット内容
・海の精「手づくり豆腐キット」 1セット(型布、こし布付)
・越前大野産大豆「サトウイラズ」1200g
・海精にがり 200g
■価格:5,500円
(消費税・送料・箱込み)
この商品の販売は終了いたしました