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【このメールについて】
このメールは、山下ミツ商店で商品をご注文頂いたお客様と、山下浩希がご縁をいただいた方に、お届けしております。

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ごあいさつ

山下浩希

いつも山下ミツ商店をご愛顧いただき、ありがとうございます。
山下ミツ商店の山下浩希です。

3月25日(日)に発生しました能登半島地震に際しまして、多くの皆様から、大変な御心配、お電話、メールをいただきました。
本当にありがとうございました。
当日、白峰もかなりの揺れを感じましたが、お陰さまで特にこれといった被害はありませんでした。ただ、その日は14時頃まで電話が繋がらなかったので、私は能登にいらっしゃる、多くのお取引先様や知り合いの方々が心配でした。
現在の被災地の状況は、毎日のテレビ等での報道のとおりです。一日も早い復興をお祈りします。

さて、話は変わりますが、私はこの1ヶ月、デパートさんからの夏のギフト企画の依頼等で、「ざる盛りとうふ」作りに取り組んでいました。使用大豆、にがりの組み合わせで、特徴のある製品が出来つつあります。 この【山下ミツNEWS】で皆様にいち早くご案内させていただきます。

今回も【山下ミツNEWS】を、どうぞ最後までお楽しみ下さい。



今月のオススメ「生粋いしかわ」

今月のオススメは「生粋いしかわ ざる盛りとうふ」です。

ビッグサイズです 私ども山下ミツ商店が加盟しております「日本地豆腐倶楽部」には『地元で採れた豆を使って豆腐を作る』という理念があります。
つまり「身土不二」の考え、住み慣れた土地でつくられた物(農作物、加工品)は、その土地に育ちその地に住む人たちにとって、この上なく身体にあったもの(食べ物)であるという考え方です。

この理念の下、山下ミツ商店でも2年前の5月まで「生粋いしかわ」というブランドの豆腐を展開しておりました。
「生粋いしかわ」はその名の通り、大豆・水・にがり・作り手が、全て地元石川産という豆腐でした。
残念ながら、4年前からの地元産大豆の不作で、良い大豆を十分確保できなくなり、2年前の5月をもって終売とさせていただきました。

小さいサイズもあります今年2月、地豆腐倶楽部の仲間の、京都の久在屋さんと、能登に大豆とにがりの視察に行きました。その時、視察先の大豆生産者様とにがり生産者様の、大豆・にがり・地域への熱い想いを知り、いたく感動したのです。
そして「生粋いしかわ」を復活させようという気持ちになったのです。

今回、珠洲市の二三味義春さんが栽培した「大浜大豆」と、能登町の海洋深層水施設で採れた「天然にがり」を使い、「ざる盛りとうふ」という形で、「生粋いしかわ」を復活させます。
「ざる盛りとうふ」は、型箱に入れて圧力をかけて水抜きをする木綿豆腐や堅とうふと違い、固まりたてをざるに盛ることで、自然な形でとうふの水分が抜けるので、ほど良く身が締まり、滑らかなプリンのような食感になります。
また、深層水にがりが、大浜大豆の甘みを十分に引き出しているので、 その甘さの中に潮の香りがする、美味い豆腐に仕上がりました。

今回、限られた材料の中での生産になりますので、材料がなくなり次第終売となりますが、ご了承下さい。
少しでも多くの方に、この美味い豆腐を味わっていただきたいと思っています。
ご注文お待ちしております。

生粋いしかわ「ざる盛りよせとうふ」

■生粋いしかわ ざる盛りとうふ」

大サイズ ◆大サイズ
  内容量:2,000g
  価格:5,250円
  (送料込)
小サイズ ◆小サイズ
  内容量:500g
  価格:1,050円
(送料・保冷剤・BOX別)
ご注文はこちら


豆腐DEお料理
豆腐ハンバーグ


ひき肉のかわりに、堅とうふを使ったハンバーグはいかが?おからも加えてさらにヘルシーに!
玉ねぎとツナが、ほどよい甘みと歯ごたえを加えてくれて、ごはんのおかずにぴったりです。
しょうが風味のソースが食欲をそそります。


≫レシピの詳細はこちら
とうふハンバーグ


パートナー紹介
(有)食品環境研究センター 新蔵登喜男社長を紹介します!

今回のパートナー紹介は、(有)食品環境研究センターの新蔵登喜男社長です。(いつも「新蔵さん」とお呼びしています)
豆腐屋として、美味しい豆腐作りを目指すのは言うまでもありませんが、美味しさと同時に衛生的な工場を維持し、いつでも新鮮な豆腐を提供しなくてはいけません。
私ども山下ミツ商店は、新蔵さんのご指導の下、お客様に対し安全な豆腐作りを目指し、パートさんや派遣さんに至るまで全員で勉強しております。
「新蔵さんには隠し事はしない!」ということで、何か問題等が起きたら直ぐに相談に乗って頂き、適切なアドバイスを頂いております。
≫山下浩希ブログ「新蔵ゼミ」はこちら

新蔵登喜男社長皆さんはじめまして。食品環境研究センターの新蔵登喜男です。
私の現場での仕事は食品(豆腐など)の安全性がしっかりと守られているか、表示などの不備がないかを確認し、もし問題があれば改善方法をアドバイスしたりすることです。
ですから、現場のおばちゃんたちには「チェックマン」と呼ばれ(恐れられ?)ていますが、本当は優しい人なのですよ。

私と山下社長との最初の出会いは、1998年でした。
そして、2000年に、「取引先の微生物の基準がクリアーできなくて困っているから指導してもらいたい」ということでお伺いしました。
当時の写真を見ると木製の器具を使っていたり、髪の毛を帽子からはみ出しながら製造しているなど、今では笑い話のようなことをしていました。
こんなことをしていたらダメだということを細菌検査結果を示したり、勉強会で衛生の話を通して少しずつ衛生管理のレベルがアップしていきました。

それから8年間、金沢から車で片道1時間以上ある白峰に、毎月通いつづけて今に至っています。
距離はあるものの、私は山が好きで、四季移ろう白山連邦や草花の写真なんかを撮ったりして結構楽しんでいました。
山下社長からメルマガに載せる文章を頼まれて、あらためて山下ミツ商店を見つめてみると、私も含めて「みんな随分と頑張ってきたなぁ」と自然に思えます。
従業員の方たちには「日本一の豆腐づくりを目指しましょう」といつも話をし、そのためには「衛生管理・品質管理の徹底」と「おいしい豆腐の提供」を目指すことなんだよと言ってきました。そして、山下ミツ商店はそのように歩んできたと思います。

衛生管理は決して難しいことではなく、やるべきことが明確になっていてすごく単純なんです。でも、実際に取り組み始めると、その過程は決して平坦な道のりではありませんでした。掃除ひとつとってみると、なかなか決めたことが実行されなく、不本意ながら(?)私の方もドカンと雷をおとすことがありました。それでもうまくいかないことが多く、自分の未熟さを思い知らされたものです。
たかが衛生管理されど衛生管理です。今では堂々と工場内を見せることができるようになり、工場見学に来てその後で揚げや豆腐をおいしそうに召し上がっているお客さんのを見ると、私もなんとなくうれしくなります。
皆さん是非白峰村まで足を運びおいしい豆腐を召し上がってください。


ミツの心【MITSU-ISM】vol.7

このコーナーでは、私どものこだわりや想い、豆腐に関するあれこれをお届けします。
前回の「ミツの心」はこちら

■連載第7回 「豆腐作りのストライクゾーン

山下ミツ商店の豆腐昨年11月から6回にわたり「ミツの心【MITSU-ISM】」をお届けしてまいりました。
「国産大豆100%使用・消泡剤不使用・天然にがり100%使用」の3点セットに至った経過を、もぎ豆腐店茂木稔会長との出会いと絡めて書かせていただきました。

ここで皆様に解っていただきたいのは、輸入大豆や消泡剤・にがり以外の凝固剤を否定するものではないということです。今まで書かせていただいたことは、あくまでも、私ども山下ミツ商店の豆腐作りに対する想いなのです。

いろんなお豆腐があって、その中からお客様がお好みのお豆腐を選ぶ、選択の幅が広がることは良いことです。
輸入大豆でも国産大豆に劣らない大豆もあります。消泡剤も「泡があふれないから楽だ」という気持ちで使うメーカーさんもいれば、「消泡剤を使った方が豆乳がムラ無くしっかり炊ける」ということで使っているメーカーさんも少なくありません。
凝固剤も「にがりより○○の方が美味しい豆腐が出来る」と、にがりでない凝固剤をつかっているメーカーさんもたくさんいます。
有名な、京都嵐山の嵯峨豆腐「森嘉」さんは、信念を持って澄まし粉で豆腐を固めておられます。この様に、作り手のしっかりとした意思・想いが、豆腐に表れると思います。

私どもは少しでもお客様に「美味しい!」と喜んでいただく為に、「あれは必ずしよう」「これは絶対にしない」というような、ルールを自分自身に定め、美味しい豆腐を追求しています。これを、山下ミツ商店では「豆腐づくりのストライクゾーン」と呼んでいます。 このストライクゾーンは決して広くありません。
考えれば考えるほど狭くなっていきます(自分自身で狭くして自分で苦しんでいるのですが・・・)。

この連載でお分かりだと思いますが、私は強い人間ではありません。でも、そこに豆腐屋としてのやりがいがある、と自分に言い聞かせ、スタッフと共にこれからも前に進みます。

※次回から衛生管理の取り組みについてです。どうぞお楽しみに。



 

プレゼントコーナー

2月に能登町に海洋深層水からにがりを採る施設があるということで視察に行ってきました。今月のプレゼントは能登海洋深層水施設さんのご好意でそこで採れた海洋深層水(10L)です。


『海洋深層水とは一般的に水深200mより深いところにある海水のことを指します。また、水深200mより上の海水を表層水と言います。
北極・南極で冷やされた海水は比重が重くなり、比重に応じて一定の深さまで潜り込み層状になります。 深層水が存在する海域では太陽光が届かず低温で安定していますが、表層水は太陽熱で暖められた層があり、海面付近の海水は冬の大気などによって一旦は沈みますが、表層水と深層水の間には水温躍層と呼ばれる急速に温度の下がる層があるので水深200mより深いところまでは届きません。この為、表層水と深層水が混ざり合う事がありません。
海洋深層水の特徴としては表層水と比べ「清浄性」「富栄養性」「熟成性」「ミネラル特性」「低温安定性」などが優れており、水産、農業、食品、飲料、化粧品、医薬品など多くの分野での利用可能性が期待されています。
『能登海洋深層水』は「日本海固有水」と言われている日本海内で循環している水深300mより深いところにある深層水で、能登海洋深層水施設では小木沖約3.7km地点、水深320mの深さから取水しています。』

(同施設ホームページより引用)


豆腐作りにも使ってみたいのですが、残念ながら距離が距離ですので使えません。毎日飲まれるお茶・コーヒーにどうぞ。お申し込みお待ちしています。

能登の海洋深層水10リットル 4月のプレゼント「海洋深層水10リットル」
5名様にプレゼント!
応募方法:以下の「プレゼントに応募する」ボタンをクリックし、専用フォームからご応募下さい。
応募締切: 4月18日(水)
当選者発表: 4月19日(木)
ホームページにて発表

応募受付は終了いたしました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。皆様からのご注文、心よりお待ちしております。
今後とも、山下ミツ商店を、どうぞよろしくお願いいたします。

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FAX : 076−259−8024
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