このコーナーでは、私どものこだわりや想い、豆腐に関するあれこれをお届けします。
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■連載第11回 「国産大豆"100%"使用」
最近、食品の表示がよく問題になっています。
某精肉卸し会社の原材料表示や、某菓子メーカーの賞味期限偽装、数日前もテレビで輸入されたうなぎが国産のうなぎとして市場に出回っているというニュースが放送されていました。
私ども山下ミツ商店でも「国産大豆100%・消泡剤不使用・天然にがり100%」を前面に出しアピールしています。
読者の皆様は「国産大豆使用」とか「天然にがり使用」という表示を読んだらどの様な豆腐を想像しますか?
「国産大豆使用」と書いてあれば「国産大豆だけで作った豆腐」と当然思われるのではないでしょうか。
以前、あるお客様と話をしていたら「国産大豆使用」と書いてある豆腐を買っていたがその豆腐は「国産大豆と輸入大豆をブレンドして作った豆腐だった」という話を聞きました。・・・なるほど確かに「国産大豆使用」に間違いはありません。
豆腐の場合、お客様がまず最初に気にされるのは、使用大豆が「国産大豆か輸入大豆か?」ということでないでしょうか。
国産大豆と輸入大豆をブレンドした事が悪いのではありません。お客様が誤解するような表現をしていることが問題です。
農林水産省でも国産大豆使用の場合は「国産」又は「日本」と、輸入大豆使用の場合は「原産国名」を記載するようガイドラインを示しています。
凝固剤もしかりです。
このように、お客様に正しい情報をお伝えすることが大切です。
・・・つづく
※来る10月20日21日、山形県川西町に於きまして、山下ミツ商店も加わっています日本地豆腐倶楽部と地元川西町の共催で「第4回国産大豆サミット」が開かれます。
関心のある方は川西町役場産業振興課内国産大豆サミット事務局(TEL:0238-42-6696)までお問い合わせ下さい。
▼国産大豆に関する豆魂日記もご覧下さい。
国産大豆100%・国産大豆サミット 初日・
国産大豆・消泡剤不使用・天然にがり・高温寄せの絹豆腐 |