山下ミツ商店 白山

【このメールについて】
このメールは、山下ミツ商店で商品をご注文頂いたお客様と、山下浩希がご縁をいただいた方に、お届けしております。

茶豆ざる盛りとうふ

ごあいさつ

山下浩希

みなさん、こんにちは。山下ミツ商店の山下浩希です。
今月の「山下ミツNEWS」の配信が大幅に遅れてしまいました。楽しみにしてくださっていた皆様には申し訳ございませんでした。また来月のメルマガも、楽しみにしていてください。

私は家業を継いで以来、「商業界」というところで商いの勉強をさせていただいております。
先月28日・29日、石川県和倉温泉「あえの風」で第33回商業界北陸ゼミナール石川大会が開催され、全国から450名余りの出席者をお迎えしました。
ゼミ初日の夜、「豆腐屋ナイト」という豆腐関係者が本音で徹底討論する集まりがありました。約40名の前向きな関係者が熱いトークバトルを展開し、私自身、物凄く大きなエネルギーを頂きました。
社会の中では小さな一軒の豆腐屋です。でも、ここに集まった志のある豆腐屋の行動が、心あるお客様の舌と心を打ち、"地域に無くてはならない豆腐屋"と評価される日が、近い将来必ず来ると確信しました。

私も仲間に負けぬよう「頑張ります」でなく「やります!」

今月も「山下ミツNEWS」お楽しみください。


茶豆ざる盛りとうふ
茶豆ざる寄せとうふ

今月のオススメは「茶豆ざる盛りとうふ」です。
今年の春、東京新宿のデパート伊勢丹さんから「夏のお中元ギフトの企画をして欲しい」と依頼を受けました。「これまで無かった斬新でハイグレードな豆腐を」というご希望でした。
そのきっかけは昨年の10月。私どもが地下食品売り場に出店させて頂いている「めいてつ・エムザ」さんが加盟する『A・D・O』というデパートさんの組織のある部会で自社商品のプレゼンをさせて頂き、その時に伊勢丹さんに「何か創りそうな豆腐屋」と思っていただいたようです。

その後、あれやこれやといろいろ考えたり、ちょっとした思い付きをメモして後で考えたり・・・頭の中で「出来る」「出来ない」の堂々巡りをくりかえし、これまで私どもが取り組んだ事が無かった『ざる盛りとうふ』を作る事にしました。
ちょうどその頃、秋田の大豆生産者エスエスフーズさんとの出会いがありました。エスエスフーズさんは、青大豆・赤大豆・茶大豆という色大豆を生産しています。
まずはその3色を仕入れ、それぞれの色の豆腐を作り、さらに黒大豆(祝い黒)で作った豆腐を合わせて『4色ざる盛りとうふ』と銘打ち、伊勢丹さんの夏の産地直送ギフトセットとして販売し、大変ご好評を頂きました。
その『4色ざる盛りとうふ』の中で私が最も美味しい!と感じたのが『茶大豆』で作った豆腐でした。

一晩水に浸した茶大豆を潰し釜で炊く時、釜から出る湯気は「何とも言えないコクのある香り」がするのです。正直これは意外でした。抽象的表現ですが、「物凄く個性がある味の豆腐」が出来ました。
ざるに盛ることで、圧力をかけずに自然に脱水し程好く身が締まり、かつ滑らかで強いコクのある豆腐です。 どうぞご賞味下さい。また感想などいただけると嬉しいです。
毎週金・土・日・の3日間限定製造・発送とさせて頂きます。皆様のご注文お待ちしています。

茶豆ざる寄せとうふ

■茶豆ざる寄せとうふ

◆商品詳細
内容量:500g
価格:1,050円 (税込)

ご注文はコチラ


豆腐DEお料理
綿とうふの秋野菜あんかけ


季節の野菜とお豆腐をおいしく食べましょう!
ほくほくのさつまいもやかぼちゃと、お豆腐の柔らかい歯ごたえがマッチした、美味しい秋の一品です。


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綿とうふの秋野菜あんかけ


ミツの心【MITSU-ISM】vol.11

このコーナーでは、私どものこだわりや想い、豆腐に関するあれこれをお届けします。
前回の「ミツの心」はこちら

■連載第11回 「国産大豆"100%"使用」

山下ミツ商店が使う大豆は、100%国産大豆です。 最近、食品の表示がよく問題になっています。
某精肉卸し会社の原材料表示や、某菓子メーカーの賞味期限偽装、数日前もテレビで輸入されたうなぎが国産のうなぎとして市場に出回っているというニュースが放送されていました。

私ども山下ミツ商店でも「国産大豆100%・消泡剤不使用・天然にがり100%」を前面に出しアピールしています。
読者の皆様は「国産大豆使用」とか「天然にがり使用」という表示を読んだらどの様な豆腐を想像しますか? 「国産大豆使用」と書いてあれば「国産大豆だけで作った豆腐」と当然思われるのではないでしょうか。
以前、あるお客様と話をしていたら「国産大豆使用」と書いてある豆腐を買っていたがその豆腐は「国産大豆と輸入大豆をブレンドして作った豆腐だった」という話を聞きました。・・・なるほど確かに「国産大豆使用」に間違いはありません。

豆腐の場合、お客様がまず最初に気にされるのは、使用大豆が「国産大豆か輸入大豆か?」ということでないでしょうか。
国産大豆と輸入大豆をブレンドした事が悪いのではありません。お客様が誤解するような表現をしていることが問題です。

農林水産省で定められたとおり、「国産」と記載しています 農林水産省でも国産大豆使用の場合は「国産」又は「日本」と、輸入大豆使用の場合は「原産国名」を記載するようガイドラインを示しています。 凝固剤もしかりです。
このように、お客様に正しい情報をお伝えすることが大切です。

・・・つづく

※来る10月20日21日、山形県川西町に於きまして、山下ミツ商店も加わっています日本地豆腐倶楽部と地元川西町の共催で「第4回国産大豆サミット」が開かれます。 関心のある方は川西町役場産業振興課内国産大豆サミット事務局(TEL:0238-42-6696)までお問い合わせ下さい。

国産大豆に関する豆魂日記もご覧下さい。
国産大豆100%国産大豆サミット 初日国産大豆・消泡剤不使用・天然にがり・高温寄せの絹豆腐



 

プレゼントコーナー
焼きいなり

今月のプレゼントは焼きいなりです!

この焼きいなりは3年前の夏、私どもの工場の衛生管理のコンサルティングをしてくださっている(有)食品環境研究センターの新蔵登喜男社長から「加賀市の炊飯会社と組んで何か作ってみないか」と提案され、(株)北陸リネンサプライの守岡伸浩社長を紹介されたのがきっかけでした。

北陸リネンサプライさんの御飯と私どもの油揚げで「いなり寿し」を作ろうということになり試作がスタートしました。「せっかく作るなら何処にも無いオリジナリティの高いいなり寿しを・・・」ということで企画しました。
そしてこちらからいなり揚げを送り、それを北陸リネンサプライさんが調理し、ご飯を詰め、いなり寿しにして送り返してくれる・・・。 これを何回も何回も繰り返しました。が、「これだ!!」という商品になりませんでした。

だんだん試作の間隔が空く様になり「このままでは立ち消えになってしまう」と思い、年末に守岡社長を訪ね「このままでは時間だけが過ぎていき、最後は消えてしまいます。お互いタイムリミットを定めて取り組みましょう」と提案しました。
「1月の最終日曜日には福井県勝山の大年の市、2月にはめいてつ・エムザさんで地元食の催事があります。この2つのイベントまでに完成させ試しましょう」と期限を定め取り組みました。

普通、いなり寿しと言うと「薄い皮だけのあげを甘くどく煮てそれにシャリを詰めたもの」です。我々は身の厚いあげを一晩薄味の和風出しに漬け、それを網で炙って焼きそれに「ちらし寿し」「五穀米」「鳥ごぼうの炊き込みごはん」を詰めました。甘くなく油揚げの味が活かされた焼きいなりの完成でした。

勝山の年の市、エムザでの催事で好評を得て、私どもが販売する時は「ミツの焼きいなり」、北陸リネンサプライさんが販売する時は「守岡さんちの焼きいなり」という名前で販売しております。
今回はこの焼きいなり3種を2個づつ、計6個をプレゼントします。 皆様のご応募お待ちしております。


ご応募いただくには「読者番号」が必要です。 お客様の読者番号は %id%です。
焼きいなり 9月のプレゼント「焼きいなり」
5名様にプレゼント!
応募方法:以下の「プレゼントに応募する」ボタンをクリックし、専用フォームからご応募下さい。
応募締切: 9月27日(木)
当選者発表: 9月28日(金)
ホームページにて発表

応募受付は終了いたしました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。皆様からのご注文、心よりお待ちしております。
今後とも、山下ミツ商店を、どうぞよろしくお願いいたします。

◆バックナンバー
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〒920-2501 石川県白山市白峰イ23
TEL : 0120(フリーダイヤル)-893-102 (年中無休10時〜18時)
FAX : 076−259−8024
URL : http://www.mitsu102.co.jp
E-mail : info@mitsu102.co.jp
山下浩希ブログ「燃える豆魂日記【豆腐道とうふみち】」はこちら