ここは、私山下浩と、ご縁のある方にご登場いただいて、ご自身のこと、山下ミツ商店のとうふのことを、語っていただこうというコーナーです。
第6回目は、瀧下白峰さんです。
とうふDEトーク vol.6
瀧下白峰 氏 1953年、千葉県生まれ。 |
「とうふ『冬 ひと夜』」 |
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季節は急ぎ足でかけ巡る
つい昨日まで、色鮮やかだった木々も
いつの間にか葉を落とし
しばしの眠りについたばかりだ
木枯らしが吹き、はらりはらり
雪まじる頃になると
なぜだか妙に
北陸に住む友と会いたくなってくる
一晩中、語り明かしてみたくなる
白山の山々は、もうすっかり雪化粧で
容易に人は近付けなくなる
だから尚更 恋しいのかも知れない
こんな夜は白峰の、あの懐かしい
とうふの味を教えてくれた友と
こころの温もりわかちあいながら
冬のひと夜を語り合いたいものだ
※「絵手紙1行詩・こころの風景」より
著者:瀧下 白峰・むつ子
vol.10 長由起子様 「情熱を感じる人が集う酒屋でいたい」
vol.08 佐藤俊介様 「目を凝らし、耳を傾けないと聞こえないもの」
vol.07 柴原薫様 「見えないご縁を紡ぐ豆腐」
vol.06 瀧下白峰様 「とうふ『冬 ひと夜』」
vol.05 的崎俊輔様 「あたりまえの豆腐」
vol.04 高橋治様 「"口福"の豆腐」
vol.03 上口昌徳様 「『日本一の朝食』の豆腐」
vol.02 竹本コズエ様 「卓袱台の味」
vol.01 北元喜雄様 「美味より人味」
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