
ここは、私山下浩と、ご縁のある方にご登場いただいて、ご自身のこと、山下ミツ商店のとうふのことを、語っていただこうというコーナーです。
第7回目は、柴原薫さんです。
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柴原薫 氏 長野県木曽で、木曽桧を中心とした林業と建設業を営む南木曽木材産業株式会社専務取締役。 世界有数の森林保有国でありながら輸入材に頼り、森林が滅びていく現状を憂い、木の良さを広め、地球環境を守るために様々な活動を行っている。また、間伐材を利用した木のトレーや名刺、マウスなど、商品開発にも意欲的に取り組み、自社の南木曽庵ブランドで全国に発信している若き事業家。
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「見えないご縁を紡ぐ豆腐」 |
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「感・即・動」という言葉の通り、感じてすなわち動く。
これが私の行動指針とも言える。
その年々に私自身が最も感動したものを贈りたい。一人でも多くの方に知ってほしい、感動を分かち合いたい、そう思わせたのが山下ミツ商店の『記まじめ』であった。
豆腐を一口、二口、口に入れた瞬間「あぁ、これだ。やっぱり」と、舌に、胸に響いてくるものがあった。山下さんの豆腐づくりにかける高い志と強い意思、そして熱い思いが豆腐の中にぎゅっと詰まっていたからだ。
「念ずれば花開く」の詩集を書かれた、師と仰ぐ坂村真民先生は「いい本だからといって売れるものではない。いい商品だからといって決して売れるものではない」と話される。が、原材料にこだわり、旨い豆腐を造りたいという山下さんのように素晴しいことを実践している方が大勢いらっしゃる。
そんな方たちに思わぬところころからエールが送られれば、熱い思いをずっともち続けられるのではないか、そんなネットワークが広がればと願って贈り続けている。
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vol.10 長由起子様 「情熱を感じる人が集う酒屋でいたい」
vol.08 佐藤俊介様 「目を凝らし、耳を傾けないと聞こえないもの」
vol.07 柴原薫様 「見えないご縁を紡ぐ豆腐」
vol.06 瀧下白峰様 「とうふ『冬 ひと夜』」
vol.05 的崎俊輔様 「あたりまえの豆腐」
vol.04 高橋治様 「"口福"の豆腐」
vol.03 上口昌徳様 「『日本一の朝食』の豆腐」
vol.02 竹本コズエ様 「卓袱台の味」
vol.01 北元喜雄様 「美味より人味」
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